言葉の暴力は怖いよ

きりん屋です、こんにちは。

唐突ですが、息子がとびひに罹りました。

とびひ、ご存知ですか?

正式名称は伝染性膿痂疹ていうらしいです。体に水ぶくれができて、ちゃんと処理しないとどんどん増えるし、人にもうつるらしい。

 

息子の腕にぽつっと出来物みたいなのを発見したのが8月の終わり。

最初は虫刺されかな?と思ってムヒ塗ってて、だんだん大きくグジュグジュになったけど特に違和感は覚えず絆創膏を貼ってました。

もともと虫によく刺されるし、そのあとをかきむしることも多いし、そもそも擦り傷とか毎日増えてる子だから、母としてあんまり注視してなかったんです。

それが、足にも似たような出来物ができて、おや?ってなって病院に行ったら「とびひ」と診断されました。

薬を塗って患部をちゃんとガーゼで覆うこと、毎日清潔にすること、しばらくは湯船につからずシャワーにすること、タオルを共用しないこと、こまめに爪を切ること、が大切だと説明され、保育園も休む必要はないとのことで今日も元気に通ってます。

母の初動は遅かったものの、病院の方や保育園の先生に助けられてなんとかなりそうです。本当にありがたいです。よかった。

 

f:id:kilinya:20160909193144j:plain

 

で、ここまでは前置き。

今日書きたいのは、とびひと診断されたときのきりん屋の心理状況なんです。

 

病院で、腕を見せた瞬間にお医者さんが「あ、とびひですねー」って言った時。

きりん屋はなんだかとても恥ずかしい気持ちになりました。

母として、息子をとびひに感染させてしまったことが、とても恥ずかしくてたまらなかった。

とにかく病院では、薬の説明を受けて、帰りに薬局で処方してもらって帰宅。

で、どうしよう、と。

とびひて、どうしよう。

いや処置とかは病院でしっかり説明してもらったし、薬もある。

けど、なんだかこれからどうしたらいいのかとても不安な気持ちになりました。

 

ズバリ、誤解を恐れずに申し上げますと、きりん屋は、とびひは清潔に生活することができない貧乏な方がかかる病気だと思い込んでたんです。

もちろん、そんな事実は一切ないです。

調べてみたら、とびひは6歳くらいまでの幼児を中心に誰でも感染の可能性がある病気でした。

 

息子の腕の症状そのものを心配していたのではなくて、そんな病気を家に持ち込んでしまったことについて、恥ずかしいと思ってました。

そしてそんな自分を自己嫌悪しました。久々にあんなに落ち込みました。

で、夫に話を聞いてもらってるうちに判明したんですけど、この、とびひに対する勘違いというか思い込みは、もしかしたら自分の小学校時代の思い出が関係してるんじゃないかなと思って。

たぶん小学校5年生くらいの時に、クラスの男の子に、「お前貧乏やから近づくなー、とびひがうつるわー」って言われたことがあるんです。

前後の記憶が全くないのですが、別にイジメとかじゃなくて、子供のころによくあるおふざけみたいな感じ。

きりん屋も表面上は「なにそれー」ってふざけてたはずだし、その場限りでその後にそんなこと言われたことはなかったと思う。

けど、実際はその子を含め何人かが「とびひ女」ってふざけていたのがとても悲しかった。

なんで突然、貧乏とかとびひとか言われたんだろうって悩んだ気がします。

結局そのことは、ながーい月日が経ってもうほとんど忘れてたんだけど、今回お医者さんに言われた「とびひですねー」って言葉で、きりん屋の脳みその奥深くから出てきたのかもしれない。

 

言葉って、怖いなと思います。

もう20年近く前のことなのに、言葉によってできた傷はきりん屋の中に残ってた。

夫に話を聞いてもらえて、今はすっきり修復されました。とびひに対する偏見も、もう二度と口にしません。

そして、自分は人を言葉で傷つけないように細心の注意を払って生きていこうと思います。

意図した嫌味や悪口はもちろんのこと、たとえ冗談であっても人のことは悪く言わない。

笑ってくれても流してくれても、相手がどれだけ傷ついたかは自分にはわからないから。

そういう傷を誰かに背負わせるのは、自分には許さない。

肝に銘じよう。

 

今日の話はちょっと暗くて、不快な気持ちになられた方がいたら本当にごめんなさい。

でも、肝に銘じるためにもちゃんと書いておきたかったです。

明日は明るい話が書けるといいな。では!