愛って何だろう

愛ってよく出てくるテーマですよね。映画でもドラマでも小説でも。

結局のところ行きつくのは「愛」。みたいな。

でも、愛ってなんなん?ってずっと思ってました。

 

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きりん屋は、自分大好きで自分さえ良ければそれでオッケイ的なところがあるので、いわゆる彼氏と呼ばれる存在ができた時も、夫と結婚した時も、息子を妊娠・出産した時も、「愛?なのかなぁコレ」状態でした。

その人のことは大切だし、一緒にいて楽しいとは思うけど、その感情が愛なのかと考えるとうーーーんって感じ。

 

よくJPOP系の歌で、風の音が君の声に聞こえる~、とか、目を閉じれば君の姿が浮かんできて俺なんでもがんばれる~的な歌詞があるじゃないですか。

ああいう経験、きりん屋一切なくて。

風の音聞いてもただ風の音だし、大変な状況の時に夫や息子の顔を思い出したりすることもないし(それどころじゃない)。

なんなら、世間でよく言われてる「仕事の疲れだって子供の笑顔(もしくは寝顔)を見ると一瞬で吹き飛ぶ」っていうのも分からない。そんなんで疲れ吹き飛ぶ?一瞬は忘れられるけどさ、吹き飛ばないよ実際。

そんな感じで、こういうのが愛だとしたら、きりん屋はこの先一生、本当の愛というものを知らないまま生きていくのかなぁとぼんやり思ってました。

 

なんだけど、最近、職場で昼休み中に窓の外を見たら青空で、その時に「あぁ息子は今頃何をしているんだろうな、みんなと仲良く遊んでるといいな」と思いまして。

たぶん今までも似たようなことを考えたことはあったんでしょうけど、この時はえらくはっきり自分の思考を意識出来て、「あれ?これずいぶん愛っぽくない?」って思いました。

いま一緒にいない誰かの幸せを願える、ってコレなんかお母さんぽくないですか?これが母の愛(のひとつ)なんじゃなかろうか。

 

それ以降も、相変わらず自分本位で生きているきりん屋なので、

たとえ息子のお気に入りのパンを買ってきたとしても息子の分を多めに切り分けたりせずにきっちり半分こするし(だってきりん屋も大好物だから)、

海より深い母の愛なんて全然体現できていないけど、自分の中にもしかするとちゃんと「愛」を感知し育む機能が備わっているかもしれないと気づけただけで、人としてちょっと前進した気分。

愛。愛愛愛。いつか周りの人を愛で包める女性になれたらいいな。