意味深なタイトルになっちゃいましたけど、ブログはやめません。
お別れするのは、そう、スペースワールドです。
いつかも書いたのですけど、地元にあるスペースワールドっていう遊園地が、
年内いっぱいで閉園になります。
さよなら、スペースワールド
春頃に家族で遊びに行ったら予想外にとても楽しくて、
夏にも行って、その時にはプールで思いっきりはしゃいで、
閉まる前にもう一回行こうって思って、
妹家族や両親と日にちを決めたのに、その日がまさかの大雨で中止になって、
あぁ、もしかしたらもう行かないかも知れないな、
あの夏のプールがラストスペースワールドになっちゃったな、
なんて思ってたんだけど。
あかん。
31日が近づくにつれて、どんどん、これ、行っとかんとあかんってなって、
色んな人と仕事に迷惑かけるの承知で、そういう諸々全部キャンセルして、
昨日行ってきました。
夫と二人で、タイタンもヴィーナスもザ・ターンも全部乗って、
息子の大好きなクリッパーっていうお子様ジェットコースターも4回乗って、
観覧車も昼と夜2回乗って、
シャトルの前で写真撮って、
地面にいっぱい落書きして、
全部、楽しいこと全部やってきた。
暗くなって、もう帰る時間も近づいて来たら、息子が急に泣き出して、
「スペースワールドとバイバイするの悲しい…」とか言うの。
いやいや、きみ、ここ数えるほどしか来てないやん、
ってバカにしてたのですけど、
そんな、かーさんなんかもっともっと思い出抱えてるのに、
泣いてへんのに…そんな、ぐずっ…ってなっちゃって、
結局二人でぐずぐず言いながら、最後ゲート出た後、
大きい声で「ありがとうございました」って言いました。笑
相当恥ずかしい人たちだったと思います。
夫は先に車取りに行ってくれて不在だったのだけど、
一緒にいたら「やめろや!」っていうレベルだったと思います。
タイトルにした『悔しいけれど、お別れです』っていうのは、
スペースワールドのポスターに書かれてた言葉で、
本当に、まさに言葉の通り、
悔しいけどお別れなんだなと思って。
アトラクションも、園内の道も、雰囲気も、空気も、
全部このままとっておければいいのに。
写真とか動画とか、そんなんじゃ残せないものがたくさんあるのに。
また家族三人で来てクリッパー乗りたいのにって、感傷的になってしまったけど、
思い返せば湯水のように湧いてくる思い出が沢山あることは、
それ自体が何よりも残しておきたいものじゃないか。
それはもう、きりん屋の中にあるのだ。
少なくとも、今年で最後と思わなくちゃ
きっと家族で遊びに行くこともなかったのだから、
昨日のあの楽しかった一日を、今までのスペースワールドでのあれもこれも、
全部大事にしまっておきたいなと思います。
旅日記にもしたためた。旅じゃないけど、旅レベルの楽しさと思い出になったから。
なにより、スペースワールド最後の年に、家族みんなで、
こんな風に楽しめたことは、とてもありがたいことですね。
やべー感傷的ですけど、たぶん北九州出身の同世代の人たちはみんなこんなレベルだと思います。
いいよね、最後くらいめちゃくちゃ感傷的になるのもね。
27年間、ありがとう。
またいつか、別の星で会いましょう。