2016年の12月にこんな記事を書きました。
料理好きになるために、
・料理本1冊のレシピを全部作ってみる
・料理の最中にBGMを流す
っていうのをやってみよーって一人で決めて、一人でやってたんです。
そしてついに、料理本1冊のレシピを全部作ってみたので、今日はそのご報告です。
1冊制覇に1年かかった
やー、1年かかりました。丸1年。
この本に載ってるレシピは130種類だったので、最初はまぁ、かかっても半年くらいで終わるやろって楽観視してたのですけど。
見事に、途中で飽きちゃって。笑
この本のレシピでごはん作ろう!って思ってても、最近多い動画のレシピサイトとか、ツイッターで人気の簡単レシピとか、ついそういうの作ってみたくなっちゃってね。
飽き症ゆえに、1年間かかってやっと1冊制覇です。
料理本1冊のすべてのレシピを作ってみた結果
さて、肝心の結果なのですけど、1冊制覇してみて、狙い通り料理上手になったかと言われると、自分ではそこまでではないと感じます。ガーン。
上手にはなってないよね、相変わらず。
だけど、変化した部分は確かにあります。
以前より料理に対する苦手意識が減りました。
その理由を説明するのがとても難しいのですけど、自分なりに考えてみると、
強制的にいろんな種類の料理を作ることで、
・この調味料とこの調味料をあわせるとこういう味になるっていう知恵がついた
・この食材とこの食材があるなら、これが作れるっていう引き出しが増えた
みたいな経験値がついたと思う。
そのおかげで、
・料理に取り掛かるまでの時間が短くなった
(以前は冷蔵庫の食材から何を作るか検索したり、調味料の種類や量を都度レシピを見て確認してたので時間がかかった)
更に、慣れないレシピで、かつ明らかに家族の好みじゃないレシピも強制的に作って、強制的に食べさせたことにより、
・(どんなに美味しくなくても)文句を言いつつ、結局笑いながら食べてくれる家族であることが骨身に沁みた
あとは単純に、
家を出て10数年、結婚して7年目、嫌々ながらも時々ながらも料理をしていたので、
・だんだん料理に慣れてきたタイミングだった
ってところかな。
やっぱり何事も経験を積むのは大事なことだなと思いました。
その経験の一つの目安が、料理本1冊ってことだったのではないかな。
別にこの区切りは何でも良くて、苦手でも、嫌々でも、やっていればそのうち多少は上達するし、そこで更に高み(料理上手)を目指してもいいし、慣れで短縮できた時間を別のことに使うでもいいと思う。
なんてこちゃないけど、なかなか楽しい実験でした。